オットケテンゴヤ?

韓ドラの話題90%以上(好みの合わない方ゴメンナサイ)

【ネタバレ】韓国ドラマ『マイネーム: 偽りと復讐』/うーん、結局ラストこれかー・・・

復讐系のドラマは2タイプに分かれる感じ?

本作「マイネーム: 偽りと復讐」は、初めてネトフリに入った1年半ぐらい前に、まず最初にレコメンに上がってきたので見てみたんだけど、その時は第2話で離脱・・・笑

当時はまだ韓ドラ慣れもしてなかったし、ハン・ソヒさんもアン・ボヒョンさんも全然知らなかったので、まあどんなもんかなーとチラ見して、それほど興味をそそられなかったわけでした。

で、今回は、「生まれ変わってもよろしく」でアン・ボヒョンさんがすごく良かったので、「あれ?そういえば・・・」と思って改めて第1話から完走いたしました。

 

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で、見終わっての感想なんですが・・・

僕はけっこう年配なので(というかものすごく年配・笑)、こういう「相手を最後の破滅まで追い込む」系の復讐は、わりとガックリきます。

とくに本作「マイネーム」では、相手を最終的な破滅(つまり死)まで追い込まなくても済む道筋もある程度見えていただけに、「あーやっぱりこうなるのねー」という感じでした。

僕としては、殺さずに逮捕するという結末のほうが好みです。

 

あくまでも好みの問題なので、好みの合わない方、ゴメンナサイ。。

 

「復讐系」のドラマは、「ザ・グローリー」が百想の賞をほとんど総なめしたことからも分かるように、需要もあって人気もあるんでしょうねー。見てないけど「復讐代行タクシー」とかも人気だし。

僕は去年の百想、個人的には「環魂」が独占するんじゃないかと思ってたぐらいで、「ザ・グローリー」はそれほどグッとくるところはなかったかな。。。

 

なんというのかな、やっぱり復讐劇の終わらせ方として、「最終的に相手を完全な破滅に追い込む」というのはほとんど誰も幸せにならないバッドエンドだし、絵的にも内容的にもかなり凄惨なものになってしまうので、見ててカタルシスがまったくないです、僕としては。とてもつらくなる。

 

全く系統の違う作品ではありまが、「生まれ変わってもよろしく」も最終的にある意味「復讐」が一つの大きなテーマとして浮上してくるわけで、こっちのドラマの「復讐の解決策」は非常に素晴らしい方法を提示していたと思います。

あれはそうとう号泣しました。滅多に泣かないんだけど、僕の韓ドラ史上最高の号泣だった笑

 

でもやっぱり、チェ・ムジンやってたパク・ヒスンさんは上手いねー!

ムービングの北朝鮮の将校役でも、ものすごくいい演技で存在感がありましたしね。

今回はチェ・ムジンが鬼気迫る演技で、あまり没入しないで見てる分には、「さすが、やるなー」という感じでした。

 

ただ、韓ドラをかなり見た今となっては、「父親を殺した犯人」が「まあおそらくこの人じゃないとドラマにならないよねー」と第1話か2話ぐらいでで思ってた人が犯人だったので、とくに構成やプロットにひねりもなく、全8話と短いのでやはり全体的にあらすじ進行的な面もあり、少々物足りなかったかな。。。

 

★ドラマの得点 8点★

(ドクター・プリズナーを10点としたときの評価です)

 

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