オットケテンゴヤ?

韓ドラの話題90%以上(好みの合わない方ゴメンナサイ)

■【音楽】My Favorite Beatles Top100/10位〜1位

 My Favorite Beatles Top100企画、本日ようやく完走となる10位〜1位です。この企画のために久しぶりに聴くことになった曲も多くて、非常に面白かったです。ビートルズ好きな方はぜひ、My Favoriteやってみるといいんじゃないでしょうか。

 曲のタイトル名がYouTubeへのリンクとなっています。また、完全に僕の好みだけによる選曲ですので、好みの合わない方、申し訳ありません。

第10位/Yesterday

 この曲はものすごくたくさんカバーされてる曲だと思うんですが、僕が聴いたカバーはすべて、単に甘ったるいバラードになってしまっていて、しかもたいていの人が思い入れ過剰に歌いすぎて、なんか全然別の曲を聴いてるような気にさせられます。この曲はポール・マッカートニーが歌わないとダメで、あのぶっきらぼうな、ちょっと曲から距離を置いてまるで第三者みたいな感じで歌うのがいいんでしょうね。とにかく、思いを込めすぎると途端にダメになるという、難しい歌。歌いだしの「Yesterday」の「day」の部分を長く伸ばしただけでなんかダメになっちゃう曲。ポールが歌うとすごくカッコいい曲。

第9位/I Want To Hold Your Hand

 ロックの歴史はこの曲なしには絶対に語れない。「ロック」「ポップス」というジャンルの無限の可能性をこの曲が一気に広げて、新しい世界の扉を開いた・・・的に評価を受けてる曲ですが、この曲とShe Loves Youを聴いて、僕の人生もがらり180度変わってしまいました。本当に、初めて聴いたとき、体の芯にものすごく強い衝撃を受けて、こんな世界観が世の中にはあるのか、と、とにかく目を開かれた作品。

第8位/She Loves You

 僕が中学生の時に初めて買ったMeet The Beatlesという、日本エディション版の曲順は、1曲めが「抱きしめたい」で、2曲めが「She Loves You」だった。もう本当に、本当に、心の底から驚いたものだった。「抱きしめたい」のあまりのカッコよさに続いての「She Loves You」の、なんとも言えない疾走感と登場感と、自由感。僕はこの2曲を聴いて人生の方向を本当に転換して、「先生に褒められるいい子」から「先生に褒められることなんてほとんど意味がないと考える独創的な子」に脱皮していった。その結果、65歳になった今、まるでジェットコースターのような人生ではあったけれども、あのときの方向転換は本当に僕の人生を豊かにしてくれたと思う。有名な、She Loves Youのエンディングの6thのハーモニーは、僕にとって自由の象徴のようにキラキラと輝いて聞こえた。

第7位/Happiness Is A Warm Gun

 この歳になってようやく、「もっと歌詞に注意を払って音楽を聴いてくればよかったかも」と思わせる曲。ただ、僕自身は言語の表現形式としての詩、ポエム、リリックにはやっぱりあんまり興味が向かないので、いまから歌詞を深く分析するかと言うと、やらないだろうなあ笑 でも、少し残念には思う。この曲は前半の静かな入り方と後半のジョンのシャウトがすごくいいコントラストで、全体の完成度がすごく高いと思う。後半のシャウト部分はカラオケでは絶対に再現できません笑

第6位/Strawberry Fields Forever

 なにか意味のない、変にねじれた夢を延々と見ているような曲調で、よくこんな幻想的な雰囲気に仕上げた上で、なおかつロック・ポップソングとしての完成度が高いんだから、凄すぎるでしょ。ブラスも入ってチェロも入って、これだけ装飾的なのに全然Too Muchじゃないあたりが本当に凄い。曲のエンディングでフェイドアウトしてからもう一回フェイド・インしてきて変な音を聴かせるというアイデアも、信じられないほど凄い。

第5位/If I Fell

 ジョンが初期に書いた曲の中でこれが一番好き。ハーモニーがすごく複雑で、ジョンのパートが信じられないぐらい美しい。僕的には、これがロック史上最高に美しいヴォーカルハーモニー。ジョンがアコギ1本で歌ってるデモ版聴いたことあるんだけど、当然ながらそれは、ポールが歌ってる上のパート。だからそっちが主旋律だと思うんだけど、あのメロディに対してジョンが歌ってる下のメロディを合わせるセンスが凄すぎる。どこかで読んだんだけど、ハーモニー部分を作ったのはポールらしい。天才。

第4位/Come Together

 なんだろう、この、1969年時点でこのカッコよさ。この曲が、ロック史上いちばんカッコイイ曲(僕の中では)。非常にシンプルでタイトで余計な音がどこにもない。全体のムードも本当に素晴らしい。ジョージの抑制の効いたリードギターも本当にカッコいい。

第3位/In My Life

 ジョンもポールも「自分が書いた」と言ってる曲。まあ、記憶は自分の思い込みでかなり書き換えられるものだし、このエピソードは「ふたりとも自分が書いたと思いたいほどいい曲」ということでいいんじゃないだろうか。この曲は、僕としては、あきらかに人生の最終盤に差し掛かっている今聴くとけっこうグッとくるものがあるわけです。

In my life,I love you more

 うーん、グッと来ますねー。この曲程度の歌詞なら僕の英語力でも理解できるし、若い頃には分からなかったいろんなことが詰まってる曲。

第2位/Michelle

 中学生の頃から一貫して大好きな曲。中学・高校の頃はミッシェル好きだって言うと子どもみたいかな?・・・と、ろくでもないこと思ってあまり口に出して言えなかったんだけど、65歳の今、堂々と言おう。ミッシェル大好きと笑

第1位/Here, There And Everywhere

 この曲を初めて聴いたときの感動が、いまだに忘れられない。本当に美しい曲。音楽って本当に素晴らしい。遥か彼方イギリスでいまから60年近くも前に録音された音楽が、巡り巡って2024年の今、アジアの片隅の65歳の心を満たしてくれるだなんて。これは本当に音楽の奇跡だと思う。

 

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