ほぼ自分の備忘録企画、「僕の好きなビートルズTOP100」、今日は20位から11位です。僕の好みだけで選曲してますので、好みの合わない方申し訳ありません。曲名の文字部分がYouTubeへのリンクとなっています。
第20位/Here Comes The Sun
ジョージの明るくて優しい曲、みんな大好きHere Comes The Sun。考えてみればジョージもインド風からWhile My Guitar Gently Weepsみたいな曲や、この曲みたいな明るい曲まで、実に幅広い広がりを持っていることがよく分かりますね。ソロになってからはむしろジョージがいちばん花開いた印象すらあります。クラウドナインとか、超いいですよね。
第19位/A Day In The Life
ロック史上に残る大金字塔。曲全体にみなぎる緊張感がとにかく凄くて、聴く側としてもこの曲はなんと言うか、襟を正して聴く感じになる。ビートルズのいろんなTOP100企画での1位率はこの曲が一番高いのでは? 心がザワザワと落ち着かない気分になって、揺さぶられる曲。
第18位/Day Tripper
僕としては、この曲が「ロック史上最もカッコいいイントロ」の曲。とてもシンプルでクールで、デコラティブな部分がまったくなくて、ハーモニーも最高にカッコいい。
第17位/Because
あまりに美しい曲。3人の9声コーラスの完成度の高さに溜息が出る。若い頃、ある雑誌のエッセイ賞をいただいとき、エッセイの最後を「まるでビートルズのビコーズの歌詞みたいで、僕は少し照れてしまった」みたいな表現で締めくくった、思い出の曲。
第16位/Drive My Car
僕にはこの曲のメロディもハーモニーも楽器パートも全部、すごく一風変わったものに聞こえます。初めて聴いたときからずーーっとそう。他のどこにもないようなオリジナリティの塊のような曲で、いまビートルズを通して聞くと、ラバーソウルのオープニングトラックとして「これからビートルズは全く新しいことやるぜ」という高らかな宣言のようにも聞こえます。初めて聴いたときにいろいろ衝撃的で、しばらくスッと受け入れられなかった曲。今は改めて、ロック史に残る名曲だと思います。
第15位/Eleanor Rigby
高校生の頃までは、この曲がビートルズの中でいちばん好きだった。ポールの書いた寂しそうな曲の中で、名曲中の名曲。中学生の時、ラジオの深夜放送のオールナイトニッポンにこの曲をリクエストして、はがきを読まれて曲をかけてもらった。翌日学校で、話したこともない同級生何人かに「おまえオールナイトニッポン聞いてる?」って言われて、「昨日リクエストかかってたな!」と教えてもらった。その問題の「昨日」、僕のリクエストが読まれたその日は、僕は眠くて起きてられなくてオールナイトニッポン聞いてなかったんだよ。
第14位/Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
ラバーソウル、1曲めのDrive My Carが終わって「なんかスゲー曲聴いた!」ってなったあとで、この曲を聴いて「もうこれ絶対名盤確定じゃん!」となる。(ただし、その次のYou Won't See Meを聴いて、あれ?そうでもなかったの?って一瞬なる笑)。この曲は日本語のタイトル「ノルウェーの森」がとにかくものすごく余韻の深い抜群のネーミングで、歌詞聴くと「森」全然関係ないのに、なんか少し幻想的な気分になってしまう。それにしても、こんな名曲にシタール取り入れるそのアイデアと勇気が凄い。シタール入れて絶対明らかに良くなってるし。
第13位/Getting Better
ポールの書いたタイトなロックソングのなかで、最もカッコイイ曲の一つ。ファルセットで入ってくるハーモニーがいかにもビートルズっぽくて大好き。若い頃アメリカのロックバンドもものすごくたくさん聴いたけど、アメリカのバンドはどうやってもこういう感じにはならないんだよね、不思議なもので。ところでこの曲は、MonaLisa Twinsによるカバーがやたらカッコよくて、ビートルズのカバーとしては抜けていいと思うので、動画貼っておきます。このふたり、ビートルズカバーしたらいちばん上手かもしれない。しっかりこの曲もロック感、ドライブ感出てるし。ぜひオススメです。
第12位/All My Loving
この曲聴くと泣いちゃうよね。なんでかな。All My Lovingを聴いて泣く人の動画こちら。僕も完全にこの動画のオジサンみたいになります。若い頃に自分が持っていたとても美しいもので、もう二度と自分には戻ってこないものがいっぱい詰まったような曲。悲しくて泣くんじゃなくて、去っていった時間と二度と戻ってこないものへの惜別の涙なんですよ。上記「All My Lovingを聴いて泣く人の動画」では、この曲、小さな子供まで客席で一緒に歌ってます。音楽って本当に素晴らしい。それにしても、ジョンの3連符連続のリズムギター、トライしてみたけど、とうとうあんなふうには弾けなかったなあ。
第11位/Get Back
ゲット・バック・セッションがどうしても観たくてDesny+に加入したんですが、十分価値がありましたよ。今の時代に、ライブのGet Backを聴いてあまりのカッコよさに本当に驚いた!ゲット・バック・セッションでは、ポールがベースでコードを弾きながらこの曲の原型が出来上がっていくシーンがあるんですが、まさに圧巻です。
さて、残すはベスト10となりました。All My Loving聴くと泣いちゃうんだから笑、これが1位でも良かったかなとも一瞬思いましたが、泣きはしないけどもう少し好きな曲があと10コぐらいある、というわけです。ほんと、凄いよね、この名曲の大渋滞。
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